杉原 桂の自分研究室

ユアクリニックお茶の水の院長、杉原桂のブログ。

◆ワクチン否定派はツイッターに集まる だから・・・

◆ワクチン否定派はツイッターに集まる 「小児用ワクチンを接種すると自閉症リスクが高まる」との考えから自分の子どもに予防接種を受けさせない「ワクチン否定派」の親たちの多くが、気持ちを吐き出したり他者と共有したりする場として・・・http://navi.mai…

マダガスカル:ペスト流行 94人死亡 WHOが対策急ぐhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20171021/k10011184701000.html ペスト? 中世の病気? ではない。 いや確かにそうだったけれど。 過去形ではない。 いますぐ国民は 漫画「リウーを待ちながら」を買っ…

感染研:13都府県に麻しんが広まった可能性

感染研:13都府県に麻しんが広まった可能性 同研究所、広域感染への注意喚起を呼びかけhttps://www.j-cast.com/healthcare/2017/10/21311678.html ♪リスクはつづくよ、どこまでも(涙)

外国人の診療中に、病気の説明プリントを

MSD Manual - 信頼できる医学情報 外国人の診療中に、病気の説明プリントをもたせたい。 そんなときに役立つサイト。 9ヶ国語に対応しているのがありがたい。

(学会からの)インフルエンザにおける新生児への対応案

入院している新生児も含めての話ですが 授乳中のお母さんたちにも役立つ内容です。 インフルエンザにおける新生児への対応案 2017 年9 月20 日改訂 日本小児科学会 日本新生児成育医学会 日本小児科学会は、2009 年に「新型インフルエンザ(パンデミック(H1…

まだまだ外国からもちこまれる麻疹(はしか)がある。

最近報告された麻疹患者 に関する医療機関への注意喚起 https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/measles/measles20171013.pdf最近報告された麻疹患者に関する医療機関への注意喚起 (平成 29 年 10 月 11 日現在) 現在わが国は麻疹排除状態にあり、年間報…

今年の流行は早いのか?インフルエンザ

朝日DIGITAL:インフル患者増, なぜ今年は早い? 8月には1歳児死亡http://www.asahi.com/articles/photo/AS20171012004656.html 医師会でも40代の男性インフルエンザがでたと聞きました。 もしかしたら今年は流行が早いのかもしれません。 ただ、散発が重な…

抗菌薬(抗生物質)を正しく使うためにしっておきたいこと

http://www.byouin.metro.tokyo.jp/shouni/kanja/koukinyaku_leaflet.pdf 東京都立小児総合医療センターのHPより。 一部改変。 抗菌薬を「正しく使う」ために知っておきたいこと|東京都立小児総合医療センター|子どもの病気全般(救急救命・先天性疾患・小…

ほめかたの練習です!

www.nishikyo.or.jp/pdf/kodomotachini.pdf 子育てには褒め上手が必要不可欠です。 10歳すぎたら、承認に切り替えていく必要があります。

乳幼児のための豊かな遊びと 生活支援グッズの紹介

https://www.ryouiku-net.com/research/pdf/index1_file2.pdf 「子どもの心」相談医(導入編)で教えていただいたもの。

思考を止めることがナラティブに

日頃、いろいろ考えている。 そのことすら意識出来なくなっていた、 水槽の中で、たくさんのいろいろな魚が泳いでいるかのよう。 それが当たり前になっていた。 私たちの行動のほとんどが、意識せずにオートパイロットで動いている。 様々な思考が、知らずに…

院内会議とナラティブ

クリニックをはじめてから2年と5カ月。 拡張しないといっぱいいっぱいになってきた。 しかし。計画は早急に動かしても 正しい方向にはうごかない。 そんな体験をした。 山登りのチームで、なぜ道が変わるのか、納得出来ないまま付き従うようなものか。 リー…

The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅 四角大輔

The Journey 自分の生き方をつくる原体験の旅 四角大輔 https://www.amazon.co.jp/dp/4866070161/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_v.XuzbJRV8DEV 先に「モバイルボヘミアン」を読んで。 著者の一人である四角大輔氏の、旅への考え方をモデリングするために購入。 しかし…

「そして父になる」

映画「そして父になる」とナラティブ。 Amazon DVD 子ども取り違え事件。 エンドロールになっても、真の解決ではない。 これからどうするのだろう。 苦しみは取り違えそのものではなく、 我が子をコントロールした&親のいうことをきかなくてはならない とい…

ナラティブに舵を切る

インターネットでどこにも在庫がない本。 しかし、それは本当ではない。 多くの場合、あるところにはある、のだ。 刑事ではなくても 現場に行って五感でみる必要がある。 医師もそうだけどね。 飯倉教授は、治らない子どもの自宅にいって原因を探していた。 …

LOSTから旅の切望について

スタートレックシリーズ。 スターウォーズの新シリーズ。 メガホンをとるJJエイブラム。 全世界の期待値が高すぎる作品なだけに あとをひきつぐ彼は並大抵の苦労ではないだろう、と思う。 JJの作風がどんなだろうと気になってアマゾンのLOSTを見始めた。 最…

鉱脈の発見について

「ジョジョの奇妙な冒険」を書き続けている荒木飛呂彦氏は ある時、鉱脈を見つけた。 人体のポーズにおいて、古代彫刻や絵画をモチーフにしていくことを。 たしか、ご自身の著作のどこかで書いていたような気がするッ! 村上春樹も鉱脈を見つけた。 これは二…

amazonが病院を経営する日

これはまったくの妄想。 だが、冗談ではない。 経験から感じたことである。 Amazon Fire Stickを新しくした。 2015年度版も使っていたが、性能アップしたものを新規購入した。 液晶プロジェクターにも使うためである。 しかし、初期インストールでつまづいた…

ブログのタイトルをかえてみよう。

ブログは何について書いてもいい。 だから、内容がぶれる。 医学だったら医学のことだけにしておけばいいのに。 杉原 桂@多摩ガーデンクリニック小児科ブログ で追求しそびれたのはそこだ。 今回は何かに絞り込みたい、と医学系記事を書きながら思った。 し…

感情と喘息

今回のアレルギー学会雑誌は面白い。 脳と免疫系のクロストークとして かつて葬られようとしていた 心理ストレスと喘息との関係に再びスポットライトがあてられようとしている。 ちょうど、東京慈恵会医科大学の授業で1年生に感情について 話すチャンスがあ…

ムコフィリン

アレルギー学会雑誌 vol.66 2017 p.173-178 Local allergic rhinitisの実験的エビデンス より。 いわゆるアトピー型アレルギー性鼻炎になる前段階としての local allergic rhinitisだが 小児科領域でもよく見かける。 きっとNーアセチルシステイン=ムコフィ…

書きたい病の再発。

春になるとはじまる。 花粉症。 ではなくて。 僕の場合は書きたい病。 なにかが脳の中に言葉をふきこんでくる。 どこかにださないと 水がたまって、沼になってしまう。 小川のようにフローでいたいのだ。 この病気の原因はだいたい分かっている。 春と、村上…