2017-05-05 感情と喘息 医学 medical education 今回のアレルギー学会雑誌は面白い。 脳と免疫系のクロストークとして かつて葬られようとしていた 心理ストレスと喘息との関係に再びスポットライトがあてられようとしている。 ちょうど、東京慈恵会医科大学の授業で1年生に感情について 話すチャンスがある。 p.150 情動の中枢である島皮質を破壊すると免疫抑制の条件付けが成立しなくなる、 など興味深い。 もっとも、授業でしってほしいのは病気と情動の関連のそのまえに、 患者や自分の情動の微細な動きに敏感な医療者になってもらいたいという点だけれども。