思考を止めることがナラティブに
日頃、いろいろ考えている。
そのことすら意識出来なくなっていた、
水槽の中で、たくさんのいろいろな魚が泳いでいるかのよう。
それが当たり前になっていた。
私たちの行動のほとんどが、意識せずにオートパイロットで動いている。
様々な思考が、知らずに脳を占拠している。
それを、全て一度手放す。
脳の静寂を取り戻す。
そんな時間が、大切であることに今更ながらに気がついた。
ナラティブといいながら
過去のナラティブに振り回されるのでは本末転倒だ。
まっさらなキャンバスに描き出すように思考を自由に扱うためには、新しいページが役立つ。
中村天風がインドの修行で言われたエピソードにも似ている。
自分のタライにたまった水を一度捨てなければ、新しい水は入れられない。
毎日、古い水を捨てているか?
毎時間、古い水を捨てることができるだろうか?
せめて定期的に、あたまを空っぽにすることを、習慣にしていこうと思う。